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株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの成長の軌跡をご紹介します。
- 創業期(1932年~)
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1932年
12月
マツモトキヨシの誕生
松本清が千葉県松戸市小金に個人薬局「松本薬舗」を創業
開店間もないころは、一般的な商品を一つずつ陳列するのが精いっぱいで、自店に在庫のない商品をお客様に頼まれると、どんな所にも自転車で出かけ調達しました。また、在庫が持てないため、がらんと見える陳列ケースに空き箱を並べ、品揃え豊富に見せる工夫をしました。この空箱陳列は、今ではドラッグストアの常識になっています。
ほかにも、繁盛店にするためにはどうすればよいか考え、店頭で猿を飼い始めました。
動物園でしか見られない猿が、小金の薬局でみられると話題になり、遠くからも子供たちが集まりました。また、子供にせがまれてその親が来店することにより抜群の集客効果を発揮しました。松本清の創意工夫の精神は時代を超えて受け継がれています。1937
2月
大阪市東成区に合名会社セガミ製薬所を設立
1951年
4月
『薬局マツモトキヨシ』の誕生
店名を『薬局マツモトキヨシ』に改称
松本薬舗から店名を変えることにした理由は、店の名前を自分の名前にしてしまえば、どちらの名前もみんなに覚えてもらえるからでした。また、戦後のこの時期、子供でも読めてわかりやすくハイカラである、という理由からカタカナ表記にしました。
さらに、『「松本薬局」や「清薬局」は全国にいくらでもあるかもしれない、「マツモトキヨシ薬局」なら少ないだろうがあるかもしれない、だったら「薬局マツモトキヨシ」にしてしまえばこれはもう日本に一つに相違ない』、こうして『薬局マツモトキヨシ』の店名が生まれました。12月
有限会社成城薬局を設立し、創業(東京都世田谷区成城)
1987年
7月
業界に革命を起こした上野アメ横店
マツモトキヨシ上野アメ横店オープン
当時、日本の薬局は、体調がすぐれないなどの理由がなければ来店しづらく、照明も暗く入りづらい雰囲気でした。
上野アメ横店は、これまでの薬局のイメージを刷新し、アメリカのドラッグストアで学んだ明るく開放的な作りとし、新商品をはじめ豊富なアイテム数と、化粧品のテスターを揃え、楽しく買い物ができるコンセプトの店舗としました。その結果、お客様に支持され、若い女性を中心に「マツキヨ」という愛称で呼ばれるようになりました。 - 拡大期(1995年~)
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1991年
2月
渋谷へ出店
マツモトキヨシ渋谷センター街店オープン
上野での都市型店舗の成功をもとに、都心の一等地で、当時から若者に人気の街となっていた渋谷に店舗をオープンしました。
オープンディスプレイを採用し、お客様が入りやすい雰囲気を出すためウインドウを取り払い、商品を気軽に手に取ってもらえる陳列を行いました。また、お客様に満足を与えるため、2階の化粧品売り場にはテスティングコーナーを設置しました。その結果、2階売場は試供品で化粧をする女性であふれかえりました。
1996年
4月
CMで知名度の飛躍的向上
マツモトキヨシTVコマーシャル開始
インパクトのあるCMで知名度は急上昇、特にCMソングはストレートに視聴者に響きました。テレビCMによりマツモトキヨシの名前が広まり始めると、さまざまなテレビ番組で取り上げられるようになり、「マツキヨ」がドラッグストアの代名詞のようになりました。
また、店舗展開前にテレビCMを全国に放映した結果、店舗のない地域のお客様からマツモトキヨシで買い物をしたいという声が多数寄せられ、全国展開に弾みをつけました。2007年
10月
マツモトキヨシホールディングス
マツモトキヨシホールディングス設立
マツモトキヨシグループ経営理念として「1st for you. あなたにとっての、いちばんへ。」を掲げました。この理念に基づき、美と健康の分野で常に新しい付加価値の創造と心をこめたサービスににより、人々の健康と豊かな生活に寄与することを目指しています。同時に「かかりつけ薬局」として地域医療に貢献していく決意を新たにしました。
「1st for you.」の「you」は「マツモトキヨシグループにかかわりのあるすべての人」を対象としています。お客様・患者様はもちろんのこと、お取引先様、社員をも含むすべての人への「いちばん」を常に目指し存在し続けるという意味が込められています。2008
4月
セガミメディクス株式会社と株式会社セイジョーが経営統合し、株式移転により株式会社ココカラファインホールディングスを設立。
2013年
4月
「医薬品情報学(マツモトキヨシHD)寄付講座」開設
社会貢献の一環として国立大学法人千葉大学に寄附講座を設置
当社の持つ副作用情報やお客様からの質問等の情報を各種テーマの研究に生かし、成果を学会や論文で発表することにより医薬品の適正使用の普及や地域医療の連携などに役立たせていきます。
2014年
6月
被災地支援
奨学金制度導入学校法人岩手医科大学薬学部に奨学金制度を導入
志の高い学生を支援し、東日本大震災被災地の復興と地域医療に貢献できる人材の育成される一助になればと導入しました。
2015年
3月
障がい者雇用の拡大と就労環境の確保を目的とした子会社、株式会社ココカラファインソレイユが業務を開始。
9月
matsukiyo LAB誕生
暮らしのヘルスケアショップmatsukiyo LAB新松戸駅前店オープン
2015年9月お客様に今までに経験したことの無い「新しい価値の体験」を提供することで、美と健康に関するQOLの向上を図ることを主な目的としてオープンしました。
「SUPPLEMENT Bar」では個々のお客様に最適なサプリメントを分包して提供するオーダーメイドサービスを行い、「BEAUTYCARE Studio」では肌の状態を細かく分析し、肌外見のサポートのみならず内面から湧き出る美しさをサポートするサービスを行っています。
「HEALTHCARE Lounge」では体調管理をサポートするヘルスチェック(血液検査、口腔内環境チェックなどの各種検査)および薬剤師が個々のお客様に適した生活習慣アドバイスを行うトータルヘルスケアサービスをご提供致します。
また、即日検査結果がわかる検体測定室も設置しています。10月
海外第1号店オープン
タイ王国第1号店をオープン
株式会社マツモトキヨシホールディングスとセントラルフードリテールの共同出資により、セントラル&マツモトキヨシ リミテッドを設立し、2015年10月にドラッグストア「マツモトキヨシ」海外第1号店をオープンしました。
12月
『matsukiyo』誕生
新たなプライベートブランドライン『matsukiyo』が誕生
これまでのプライベートブランド商品戦略をさらに魅力あるものに刷新し、マツキヨらしさ、潜在的な顧客ニーズ、新しい価値創造、そしてお客様が使用するシーンを想定した今までにない新しいコンセプトを設定し、これまでのプライベートブランド「MKカスタマー」を超える品質と統一感のあるデザイン、ひと目で当社グループのPB商品と認知できる「matsukiyo」の展開を始めました。
2017年
9月
三重県で福祉用具の販売・レンタル、住宅改修等を展開する株式会社愛安住の株式を取得、子会社化。
2018年
4月
「iFデザインアワード」初受賞
プライベートブランド「matsukiyo」のトイレットペーパーが「iFデザインアワード」初受賞
国際的に権威のあるドイツの「iFデザイン アワード」を受賞した「matsukiyo」ブランドのトイレットペーパーは、パッケージに吸収力や肌触りといった基本機能を訴求したデザインではなく、ラジカセ、お買い物バッグ、赤ちゃんなどをデザインし、街中で持ち歩くことが楽しく、見た人たちの気持ちも明るくなるパッケージを目指し、「トイレットペーパーを持ち帰るのがちょっと気恥ずかしい」と感じている生活者のインサイトに着想を得て、むしろ持ち帰るのが楽しくなるようなパッケージデザインを開発し受賞することができました。
5月
プライベートブランド「matsukiyo」のトイレットペーパーデザイン・広告賞を受賞
「D&AD 賞」の部門最高賞「イエローペンシル賞」と「The One Show」の「メリット賞」を受賞
プライベートブランド「matsukiyo」のトイレットペーパーが、世界で最も厳しいと定評のある審査を経て選考されるデザイン・広告賞である「D&AD賞」の最高賞「イエローペンシル賞」を受賞しました。さらに、世界三大広告賞の一つ「The One Show」においてもメリット賞を受賞しました。
10月
台湾第1号店オープン
台湾第1号店をオープン
台湾を代表する繁華街のひとつである台北市大安區忠孝東路に、マツモトキヨシ台湾第1号店をオープンいたしました。
2019年
9月
近畿大学とプライベートブランド商品の共同開発プロジェクトをキックオフ
近畿大学内に「マツモトキヨシACT」を開設、学部横断で学生を募集し、マツモトキヨシHDの社員とPB商品の共同開発を行います。プロジェクトは、商品プランの募集から、商品開発、流通、パッケージデザイン等、 マーケティングのすべてを産学連携で行い、学生の実学教育の場となります。
2020年
10月
ベトナム第1号店オープン
ベトナム第1号店をオープン
株式会社マツモトキヨシホールディングスとロータス・フード・グループ株式会社の共同出資によりマツモトキヨシベトナム ジョイントストック カンパニーを設立し、2020年10月にマツモトキヨシベトナム第1号店をオープンいたしました。
- 挑戦・発展期(2021年~)
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2021年
10月
株式会社マツキヨココカラ&カンパニーが誕生
マツモトキヨシホールディングスとココカラファインは2021年10月、経営統合によりドラッグストア業界最大の店舗数を有する社会・生活のインフラ企業となりました。
ドラッグストアとしての社会的使命である地域包括ケアシステムの構築を推進するとともに、美と健康の意識が高まっているアジア地域における事業基盤を確立し、将来的には「美と健康の分野でアジアNo.1」を目指してまいります。12月
TCFD提言(気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同
サステナブル経営の実践に向け、気候変動への対応を重要な経営課題として認識し、環境負荷を低減し、地球の健康を維持するため、当社グループだけでなくステークホルダーの皆様と繋がりながら、低炭素社会への貢献・当社 PB 商品の環境配慮型へのシフト・事業を通じたエシカル消費の普及など、取り組みを進めております。
当社は、TCFD(気候関連財務情報開示 タスクフォース)による提言に賛同し、環境負荷低減に継続して取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。2022年
3月
ユニバーサルデザインの新たなロゴ誕生
店頭はもちろん、スマホアプリや SNS においても視認性が高く、カタカナが読めない海外の方でも通用する デザインです。
マツモトキヨシの「マ」を象徴的に用いることで、動的で先進的な印象を強調しました。
斜め上 に鋭く伸びる「マ」の文字の形状は、未来志向で先に進んでいくマツモトキヨシらしさを表しています。
パッと見ただけで瞬時にマツモトキヨシであることを認識できるよう、お馴染みの黄色と黒の配色を採用しました。5月
香港第1号店がオープン
関連会社によるタイ王国とベトナムでの店舗展開、子会社による台湾での店舗展開に続き、4か国目である香港に店舗を出店いたしました。
店舗を通じて、香港のお客様の購買動向や顕在および潜在ニーズを分析・検証するとともに、商圏特性などにもきめ細かく対応し、美と健康の分野でアジア No.1 となるための事業基盤を確立してまいります。「マツモトキヨシ 池袋Part2店」が「iF デザインアワード 2022」を受賞しました。
当社がブランド戦略を通じて、コモディティ化していたドラッグストアのイメージを一新したことが評価され、ドラッグ業界において世界で初めて常設の商業施設が同アワードにて表彰されました。
6月
マツモトキヨシ、新ブランディング戦略を開始
マツキヨココカラ&カンパニーは、3 ⽉の新ロゴ発表に続く「マツモトキヨシ」ブランド戦略の⼀環として、全国の店舗を新たに5つの店舗フォーマットに再構築し、リニューアルを開始しました。
今後も業界の常識を覆すダイナミックな変⾰を⽬指すとともに、驚きと楽しさのあふれるブランド体験・価値を提供し続けてまいります。スタンダードタイプ中野坂上駅前店(東京都)
郊外型デイリータイプ松戸小金店(千葉県)
都市型フラッグシップタイプ池袋Part2店(東京都)
matsukiyoLABタイプmatsukiyoLAB 熊谷駅ビル店(埼玉県)
グローバルタイプシャーティン店(香港)
9月
プライベートブランド「matsukiyo」世界的パッケージデザイン賞「ペントアワード」2度目の受賞
プライベートブランド「matsukiyo」の人気商品であるデザイントイレットロール第2弾matsukiyo やわらかトイレット8RWが、世界的権威あるパッケージデザイン賞ペントアワードのボディ部門において、銅賞を受賞しました。
10月
美と健康の分野でアジアNo.1を目指し、香港における旗艦店舗をオープン
"TOKYO・CHAOS" をコンセプトに、香港にいながら、TOKYOの今を感じていただける、Tokyo Culture Japan Beauty 体験型ショップでもあり、日本の素晴らしい文化や流行・刺激が交差し、美と健康の最先端テクノロジーの実体験によりお客様ご自身をアップデートできる新しい店舗形態として作り上げました。
2023年
1月
SBIインベストメント株式会社とコーポレートベンチャーキャピタルファンド「MC&C投資事業有限責任組合」を共同設立
革新的な取組みを実施しているベンチャー企業との取組みを推進し、マツキヨココカラ&カンパニーとして持続可能な社会発展に貢献するため、SBIインベストメント株式会社とファンドを共同設立しました。
事業開発を早期に実現し、「新たな価値」を創造・提供することを目的としています。4月
認知栄養ケア・ステーションに認定されました
大阪はびきの中央店は管理栄養士や栄養士が栄養ケアを提供する地域密着型の拠点として、日本栄養士会の認定を受けた事業所です。地域住民や自治体、介護事業所、健康保険組合等を対象に、栄養と食に関する様々なサービスを展開し、地域の健康を支援しています。
併設のキッチンスタジオにおいて料理教室を定期的に開催しています。5月
自社オンラインストアの店舗配送サービス「マツキヨココカラQ(キュー)」が本稼働
Qualified(専門性)、Quality(品質)、Quick(迅速)という3つのQを込めており、豊富な品揃えの中からオンラインでご注文いただいた商品を、お客さまのお近くの店舗からご指定いただいた場所にスピーディーにお届けします。
注文しやすく、欠品が少ない、そして専門スタッフが直接届けるから安心できるなど、まるで店舗に訪れたような体験をご提供します。9月
渋谷にマツキヨの旗艦店が誕生「SHIBUYA DOGENZAKA FLAG」オープン
最新のトレンドファッション・カルチャーを発信し続けるエネルギッシュな渋谷、エリアの中心地にある当店舗「渋谷 Part1・Part2店」を順次リニューアルします。
先駆けて「渋谷Part2店」を「SHIBUYA DOGENZAKA FLAG」として先行リニューアルオープンいたします。11月
香港第4号店「マツモトキヨシコーズウェイベイ店」が世界三大広告賞であるレッドドット・デザインを受賞
レッドドット・デザイン賞は、 iF DESIGN AWARD、International Design Excellence Awards (IDEA)と並ぶ「世界三大デザイン賞」の一つで、国際的に権威のあるデザイン賞です。従来の ドラッグストアの枠を超えたセレクトショップのポジションに進化を遂げたことが高く評価されました。
2024年
1月
スポーツ庁「スポーツエールカンパニー2024」に認定
従業員に自身の健康状態を管理する健康増進WEBアプリサービスを提供したことや、チーム対抗ウォーキングイベント、健康維持増進のための自己啓発研修動画の配信などを実施したことが評価され、4年連続で、スポーツ庁による「スポーツエールカンパニー2024」に認定されました。
2月
デジタルを活用したFind your "!" wowな新しいビューティのサービス 「マツキヨココカラB」がスタート
新たにオープンしたマツキヨココカラ公式 EC サイト・アプリから利用できる「メイクシミュレーター」や 「画像解析による肌や髪質測定」などのデジタルコンテンツと、店舗でカウンセリングに活用するオンラインの顧客台帳(お客様ご自身でご確認が可能)をスタートいたしました。
3月
2024年も日本のドラッグストアとしてナンバーワンブランドの評価を獲得 「Best Japan Brands 2024」にランクイン
世界最大のブランディング専門会社であるインターブランド社による、グローバルに展開される日本発のブランド価値評価ランキング「Best Japan Brands 2024」において、 第 74 位にランクインしました。2024 年も引き続き9年連続で日本のドラッグストアとしてナンバーワンブランドの評価をいただきました。
「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定
従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する健康経営の取り組みが評価され、マツキヨココカラ&カンパニーは、経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人 2024 (大規模法人部門)」に5年連続で認定されました。
アジア圏出店国のニーズを反映したローカライズPB開発を開始
海外店舗数の拡大に伴い、アジア圏出店国のお客様のご要望に寄り添い各地域のトレンドやニーズを取り入れた「ローカライズ PB」の開発を開始しました。
より幅広い年齢層のお客様のご要望に寄り添った商品が提供できるよう今後も各地域のニーズに対応した商品を開発してまいります。4月
グアム1号店がオープン
アメリカ合衆国の準州であるグアムに店舗展開することで、現地にお住いの皆さまへ高品質・高付加価値な(「made in Japan」商品、プライベートブランド商品の「matsukiyo」などをご提供するとともに、グアムはアジア地域を中心に多くの観光客の皆さまが訪れるエリアとなりますので当社をグローバルブランドとして認知いただけるようなサービスでの展開を図ってまいります。