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総合職
仕事を知る:社員インタビュー

グローバル時代に通用する商品をいち早く察知し、
自ら流行を生み出していきたい

商品統括本部商品開発部商品開発課

松下 香月

現在の仕事内容

いかに「消費者目線に立てるか」と
「消費者に正しくブランドを伝えられるか」が大切

2015年に入社して、はじめに配属されたのは川崎にある大型店です。
その後、2店舗の経験を経て、現在は商品開発部 商品開発課で勤務しています。商品開発課は人気があり志望する社員も多く、私も入社当時から憧れていたので、配属された時はとても嬉しかったです。

商品開発課で私が担当している業務は、大きく分けて二つあり、PB(プライベートブランド)の化粧品や健康食品のパッケージデザインのディレクション業務と、PR活動・SNSの発信・イベントなどのブランドコミュニケーション活動業務です。

パッケージデザインのディレクションは、開発担当から挙がった商品をどのようなデザインが購入に繋がるか、当社グループの購買データなどから仮説を立て、ブランドコンセプトに沿ったデザインを検討し、具現化していきます。
本当にお客様の心に響く商品を生み出すには欠かせない重要なステップです。ブランドコミュニケーションは、matsukiyoブランド認知拡大のために様々なツールを使って表現していきます。
このような重要なステップで大切にしているのは、いかに「消費者目線に立てるか」と「消費者に正しくブランドを伝えられるか」という点。
店舗での勤務経験を活かし消費者の気持ちになって提案するように心がけています。

Interview

入社のきっかけ

管理栄養士として活躍の場を広げたかった

元々、化粧品が好きで化粧品業界に進みたいと思っていたので、化粧品メーカーに就職しようかなと考えたこともありました。
ですが、自社の商品しか取り扱えないメーカーと違い、さまざまなメーカーの商品を取り揃えて、お客様に最適な商品を提案できるドラッグストアに進みたいと考えるようになりました。

なかでも、当社グループは入社前の懇親会で、先輩社員や人事部の方の明るい雰囲気が魅力的でした。また管理栄養士の資格を活かし、内外美容の内側(食事)の提案だけでなく、外側(化粧品)の提案のスキルを磨きたいと思ったのも入社の決め手となりました。

Interview

新人時代の経験や苦労

インバウンド店で感じた
お客様やスタッフとの言葉の壁

インバウンド店である都内の店舗に勤務していたころは、言葉の壁に苦労しました。お客様もスタッフも外国の方が多く、お客様に対しては商品情報やニュアンスが伝わらず歯がゆい思いをしましたし、スタッフに対しては、国籍も文化も違うことでモチベーションの上げ方がわからず空回りする日々でした。

当時の私は化粧品チーフを務めていたので、なんとかこの状況を打破しなくてはと思い、社内自己啓発セミナーの中国語講座に参加したり、通訳スタッフに教えてもらったり、言葉の壁を取り払う努力を心がけました。もちろん、チームとしてのモチベーションを維持するために「時に厳しく、時に楽しむ仲間」としてメリハリをつけることも意識しました。

自分から働きかけた甲斐もあり、徐々に多国籍のチームがまとまりはじめスタッフの笑顔も増え、結果的に売上の向上に繋がりました。

Interview

仕事のやりがいや印象に残っている出来事

世代を問わず自由にコミュニケーションが
取れる社風がより良い商品開発につながる

一番やりがいを感じる瞬間は、自分が携わったパッケージデザインの商品が店頭に並び、口コミ等で好評だった時です。
私は営業企画部のなかで最年少ですが、年齢に関係なく、やりたいことを明確にして、その目標に進んでいる人の意見に耳を貸してくれる社風が出来上がっているのです。
このような当社グループの社風だからこそ、臆することなく意見交換ができますし、先輩たちも温かく受け入れてくれているのだと思います。

Interview

プライベートの過ごし方

友人との「食」巡りや御朱印集め、
年二回の旅行

休みの前日の夜や休みの日は、友人と食事したり、寺や神社で御朱印集めをする事にハマっています。旅行も大好きで、友人と予定を合わせて年二回の旅行を目標にしています。先日は北海道・積丹に行き、札幌から車で3時間かかるお店でウニ丼を食べてきました。旅行期間の3泊4日は毎日海産物とジンギスカン三昧で過ごし、とても楽しい思い出になりました。

Interview

ある一日の仕事の流れ

  • 9:00〜
    出社
  • 10:00〜
    社内ミーティングメーカー様・デザイン会社様と打ち合わせ
  • 12:00〜
    休憩
  • 13:00〜
    市場調査最新トレンドやメディア掲載情報のチェックなど
  • 14:00〜
    商談、パッケージデータの校閲やコンセプトチェックパッケージは妥協できないところも多いためデザイン検討会で持ち越しになる事も
  • 17:00〜
    matsukiyo公式インスタグラムの運営・管理PR会社様へリリース用の商品手配
  • 18:00〜
    退社

今後の展望

パッケージは商品の顔。
「時代の変化に適応したmatsukiyoらしさ」の提案

今後はインバウンドを見越した外国語表記だけでなく、高齢化に合わせたわかりやすいパッケージの提案も大切になってくると思います。
ドラッグストア・調剤薬局業界全体で言えば、少子高齢化に合わせた在り方への変更が求められており、それと同様にパッケージも高齢者のために読みやすく変わっていくべきだと考えています。
一方で高齢者以外の年代の感性に刺さるデザインも残さなければなりません。
高齢者向けとそれ以外の年代向けのデザイン。相反するように思えますが、新規商品だけでなく、必要に応じてパッケージのリニューアルをし、時代の変化に適応したデザイン提案も必要だと考えています。
また、「潜在ニーズの掘り起こし」と「ブランド価値の構築」を意識し、雑誌やSNS・百貨店の最新の化粧品などにたくさん触れる事で、イメージの引き出しをどんどん増やし、手に取りたくなるようなわくわくするmatukiyoらしい映えるデザインを提案していければもっと仕事が楽しくなっていきそうです。今後は現在の業務に留まらず、化粧品や管理栄養士としての経験を活かし、お客様の健康増進に繋がるような「matsukiyo LAB管理栄養士推奨の健康食品」や「アスリートライン」などの商品開発をおこなっていきたいと思っています。

そしていずれは、化粧品バイヤーとしてグローバル時代に通用する商品をいち早く探し出し、自ら流行を生み出していきたいです。

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