HOME 仕事を知る 仕事内容・社員インタビュー 薬剤師職:尾花 建
大きく変化する調剤業界で
最先端を走る会社にしていきたい
薬剤師職
IT・ロジスティクス推進本部
IT部 調剤システム課(MCCM)
尾花 建
Takeru Obana
現在の仕事内容
アプリやオンラインシステムなど、
新しいものを取り入れるのが使命
私は2005年に入社し、ドラッグストアでの販売スタッフを経て、3年後に調剤部門に異動しました。その後、管理薬剤師、薬局長、PSV(エリアマネージャー職)を務めたあと、自らの希望で販促企画部に異動し、現在、調剤システム課に所属しています。主な業務は、店舗スタッフや患者様の利便性につながる新しいシステムの選定や導入の支援を行うことです。
近年では、お薬手帳アプリや、オンライン服薬指導などの導入を進めています。
従来の方法と異なる部分も多いので、スムーズに普及させるのはなかなか難しいですが、店舗で働くスタッフの方々に納得してもらえるよう、さまざまな形でアプローチを行うようにしています。店舗で働くスタッフの方がきちんと理解できていないと、その先の患者様にもなかなか浸透しませんので、まずは誰でもわかりやすい手順書を作成し、現場にしっかり理解してもらうことを目標にしています。
仕事のやりがいや印象に残っている出来事
新しいものを現場に浸透させ、
多くの患者様の利便性を向上させる
これまで使ったことのない新しいものを導入し、店舗に普及させるのは簡単なことではありません。問題を一つひとつ検証し、解決に導くまでにはかなりの手間と時間がかかりますが、そのぶん、無事に現場に浸透したときは達成感を感じます。
最近では、2020年5月にオンライン服薬指導をスタートし、運用実績をもとに試行錯誤しながら、約8ヵ月後の2021年1月には、無事にココカラファイングループ全店舗での開始にこぎつけました。
当初は使い方についてたくさん質問も入りましたが、現在は安定した運用が出来ており、地道な作業が実を結んだことに喜びを感じています。調剤薬局で働いていた時と違って、間接的にではありますが、より多くの患者様の利便性の向上に貢献できることがいまの仕事の最大のやりがいです。
働いていて感じる自社の強み
仕事のやり方、
アプローチの自由度が高く、
キャリアの選択肢も豊富
当社グループは、仕事のやり方やアプローチの仕方に関する自由度が高く、やりたいと思ったことにどんどんチャレンジできる環境が整っています。
例えば、私は販促にいた経験を活かして、手帳アプリの認知度アップのために、SNSを使ったプレゼントキャンペーンをやりたいと上司に提案したことがあります。医療分野でSNSキャンペーンを行うのは珍しい試みなのですが、会社は私の要望を承認してくれました。自由度が高いぶん、責任も伴いますが、成果だけでなくプロセスも評価してもらえますし、些細な提案にもしっかり向き合ってくれる点は大きな強みだと思います。
また、社内にはさまざまな部署があり、自分のニーズや要望に合わせてキャリアを積めるところも魅力のひとつだと思います。
当社グループなら社内で他の道に進むことも可能です。ひとつの会社に所属しながら、多種多様な経験やキャリアを積める環境は、とても恵まれていると思います。
キャリアステップについて今までの経緯と経験談
調剤から販促企画部へ
まったく畑の違う部署でも
キャリアを積める
私が販促企画部に異動したのは、さまざまな経験を積みたいと思ったからです。販促企画部には3年ほど在籍し、2020年には再び調剤に戻って、現在に至ります。
ドラッグストアの調剤薬局の場合、調剤業務だけでなく、小売側と連携や、SNSを活用した情報発信などに積極的ですし、調剤以外の仕事に携わることが出来ます。そのため、私の経歴を見てもわかる通り、キャリア選択の幅が広く、薬剤師であってもいろいろなことに挑戦できます。
キャリアの選択肢が広がれば、自ずと自分に合ったキャリアアップの道も拓けていくと思うので、当社グループに入社したら、「調剤薬剤師ならこれしかできない」という固定概念にとらわれず、さまざまなことに挑戦してほしいと思います。
プライベートの過ごし方
運転が大好きで、数時間かけて
県外にドライブに行くことも
趣味でやっていることはいろいろありますが、一番好きなのは車の運転です。数年前には、運転がうまくなりたい一心で、平日の休みと日曜日を使ってバスの営業免許である大型二種を取得しました。
普段はマニュアル車で土日に妻とドライブするのが習慣になっています。最近では長野に行って、道の駅でりんごを買ってきました。福島や新潟にも行きますが、どんなに遠くても運転を楽しむために、あえて高速を使わないドライブをしています。
車以外では、3年前に船舶免許も取得して、一緒に免許を取りに行った他部署の人とレンタルボートを借りて釣りをすることもあります。
今後の展望
大きく変化する調剤業界の中で
新たなチャレンジを実現させていきたい
調剤業界は現在、これまでにないほど大きな変化に直面しています。電子処方せんやオンライン資格確認、マイナンバーカードの健康保険証利用など、国を挙げてDX化が進んでいます。変化のスピードも昔に比べてとても早いので、そうした変化を敏感に感じ取り、むしろ、会社にとってのチャンスにしていきたいと思います。
私たちの部署は新しいものを取り入れるという事業に関わっているため、自分達が先頭に立って、時代のニーズに応えていく必要があります。
企業として、どこよりも素早く対応することはアジアNo.1を目指す当社にとって、必要なことと捉えています。
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